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睡眠導入剤の副作用で認知症になる
というウワサがあります。
このウワサは本当なのでしょうか?
また、その他に睡眠導入剤の副作用は
どんなものがあるのでしょうか。
今回はその辺についてまとめてみました。
睡眠導入剤で認知症になることはあるのか
「睡眠導入剤を服用することで、将来、認知症になるリスクが高まる」
という噂が巷で出回っています。これが本当だったら恐い話です。
しかし、実際には、
睡眠導入剤を服用することによって認知症が引き起こされるということは、
医学的にも証明されていないそうです。
従って、「睡眠導入剤を服用したら必ず認知症になる」
という心配は、しなくても大丈夫です。
では、なぜ睡眠導入剤が認知症を引き起こす
などという噂が出回ってしまったのでしょうか。
睡眠導入剤の副作用が招いた誤解
認知症を引き起こす直接的なリスクはないものの、
睡眠導入剤には副作用があります。
この副作用の症状が、
睡眠導入剤に関する誤解を生んでしまったようです。
睡眠導入剤には、軽い記憶障害や健忘などの副作用があり、
ひどい場合だと、幻覚や妄想などの症状を引き起こすこともあります。
この副作用の症状が認知症の症状とよく似ているため、
「睡眠導入剤は、認知症を引き起こす」
という誤解に繋がってしまったようです。
睡眠導入剤の副作用は認知症と似てはいても、
医学的に見ると、全くの別物なのです。
それでも100%安全とは思ってはいけない睡眠導入剤
認知症を引き起こすわけではない、
とはいえ、前述のような副作用が存在する以上、
睡眠導入剤は100%安全なものではありません。
服用には、ある程度のリスクを伴いますので、
必ず専門医の指示の元、正しく服用するようにしましょう。
決して素人判断で勝手に服用してはいけません。
また、「認知症に近い症状が出る」という以上、
特に高齢者の服用は慎重になるべきです。
睡眠導入剤によってふらついたりして、
転倒したり大けがや事故に繋がったりすることもあります。
副作用そのものよりも、それによって引き起こされる
二次災害に警戒しながらの服用を心掛けたいものです。
また、睡眠導入剤に頼り過ぎると、依存症になる危険もあります。
今のところ、100%安全な睡眠導入剤は存在しないというのが現状のようですので、
服用の際は、慎重に慎重を重ね、必ず医師の指導の元服用しましょう。
まとめ
睡眠導入剤の副作用で認知症になる心配はありません。
しかし、その他の副作用で認知症に近い症状が出る事はあります。
高齢者は副作用や、ふらつきによる怪我・事故に気をつける必要があり、
医師の指導の元で服用することをおすすめします。
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